フランスビジネススクール留学メモ

フランスはグルノーブルのビジネススクール(Grenoble Ecole de Management)に通ってます。専攻はファイナンス(Master of Finance)。経験したことや思ったことなどゆるく書き留めます^^

TOEFL対策について(続き)

前の記事からの続きです。

私はリーディングとリスニングのみが「それなり」の水準に達したので、この二技能関連の本が中心となります^^

また対策本とは言っても、英検やTOEICと比較してTOEFLは問題の種類も少なく、構成も単純なので(実際リーディングは長文2-3題ですし)、正しいやり方で多くの良質な問題に触れるのが一番かなと思います。「正しい」やり方というのは、制限時間を厳守(あるいは少し短縮)したり、ややストレスの多い環境で練習したりするなど、自分が認識する課題に合ったやり方を採用すべきという意味です!

 

The Official Guide to the TOEFL test」と「Official TOEFL iBT tests」は運営団体であるETSの公式本で非常に有用でした^^ 試験の全体像を知った上で包括的な対策をしたいというニーズにはもってこいです!また、上二つの問題集を合わせれば、full lengthの過去問が9回分手に入るので、初期の練習量としても問題ないですし、過去問ゆえに良質です...

リーディングとリスニングの個別対策で良かったのは、「Hackers TOEFL Actual Test Reading/Listening」です。 韓国(ハッカーズ語学研究所)の対策本なので解説などは全て韓国語で書かれていますが、何より収録されている問題(6回分)がとても良質で、本番(ETSの本)よりやや難しめだと感じます。常識的な範囲で難しく、over25を目指す上でとても有用でした。また、特にリーディング対策本は、学問やビジネスの場面で用いられる基本的な(易しいという意味ではない)語彙を含んでいるため、語彙増強にも活用しました^^

TOEFL TEST必須英単語5600」は単語本ではありますが、同時にリーディング/リスニング力を向上できる点でかなり優れています!学術的トピックを扱った長文とその音声、語彙のセットが60回分ほどありまして、私の場合、単語というよりリスニングの得点に貢献してくれました... 長文の中には少々内容が複雑で、実際の試験にそぐわないと思えるものもありましたが、全体として非常に有用です。

スピーキングとライティングについては、対策初期はそもそもの方法論が分からなかったので、手取り足取りの対策本を購入しました。「TOEFLスピーキング問題110」はその内の一つで、「こういう感じに答えれば、最低限の点数(21-23)がつく」という感覚を得ることができたと思います^^> 同シリーズのライティング対策も同様の観点から有用です。 

ですが、スピーキングとライティングでover25するには、やはり何か「総合的な能力?」の向上が必要なのかなとも(ざっくりしすぎ汗) 英語を使うキャリアを考えてますんで、まだまだ努力が必要です

全体論としては、日本語の対策本で問題の解き方を知り、英語の問題集で演習を積む、といった方針でした^^