フランスビジネススクール留学メモ

フランスはグルノーブルのビジネススクール(Grenoble Ecole de Management)に通ってます。専攻はファイナンス(Master of Finance)。経験したことや思ったことなどゆるく書き留めます^^

どうして学部卒業後すぐに海外のファイナンス修士か?

MSプログラムが後3ヶ月後に始まるというのに学校側からまだ詳細な連絡がなくて、不安な今日この頃です...汗 

 

今回は、正規留学前の自身の気持ち/目的の確認の意を込めて、「どうして学部卒業後すぐに海外のファイナンス修士を取りに行くのか」という基本的な質問への答えを整理してみます(後から読むと全く整理されていないけど...笑)。質問を分解するとこんな感じですね... 

 

質問1. どうして学部を卒業してすぐに働かない?

質問2. どうしてファイナンスを専攻する?

質問3. どうして国外(フランス)の教育機関か?

 

動機は大事ですね... これらの質問への答えは私にとって、留学の動機を説明する際にコアとなるアイデアです。インタビューでは特に。というのも、学校側としては、その学生のキャリア形成にどのような形で貢献できるのか知りたいし、故に学生側としては、その学校に入ることでどのように自分が夢を叶えるか、理解をしてもらう必要があります^^ 後の説明がとてもごちゃごちゃしてしまったので、まずは答えから簡潔に...

 

答え1. 専門知識を持ったスペシャリストとして働きたいから

答え2. 講義をきっかけに、ファイナンスが用いる方法論や合理性に惹かれ、その知識を活かせる企業財務や投資に関する仕事に興味を持ったから

答え3. 国境を越えてキャリアを築きたいから

答え3. ファイナンスマスターのランキング上位校があるから

 

全然普通ですし、幼稚な動機にすら見えます... いや見えるんじゃなく本当にそうなんでしょう笑  

まずは、一つ目の質問から... ~~> パッと思いついたこと全部書いてますが、言いたいことは「答え」の通りです。

 

実践で学ぶことは多いと思うけど、何よりも理論的知識が好きなんです^^ もちろん実践的な知識と理論的な知識の相互作用はあると思いますが、「現実はこうだからそれにどう合わせるか」と考えるよりも、「現実や全ての現象はこうあるべきだ」という考え方の方が好き。そちらの方が完成されている感じがします。理論でカバー仕切れないノイズは経験や実践から生まれた知識で対処するが、そもそも「経験」は言語化されていない不完全な知識とだって言えるのでは... (どうしようもない二元論にすれば...)

つまりは、理論的な知識をフル活用して働きたい、せっかく稼ぐならその手段として誰にでも分かる訳でないハイレベルで、ひとまず完成された知識を利用したいという思いがありました... ^^>

当然、学部卒業でも本人の努力次第でかなりの理論知(場合によっては学部以上の知識も)を得ることができるし、それが活かせる仕事に卒業後すぐに就けることもあると思うけど、どうなんでしょう...

そういうタイプには稀な印象を持ちますし(かと言ってマスターを得たから何か劇的に変化する保証はないけど)、日本の新卒採用市場とそこでの商学士のポジションや価値を、日本人学生として何となく肌で感じた上で、日本において学部卒ですぐに働くという選択が、どれほど私という人間やその人生の目的に合致していると言えるのか...

「いや、いない」とはまだ言い切れないですが...笑

この点、少なくとも欧州の労働市場は日本のそれとは異なることも実体験(留学)から少しは予測できました^^

 

残りの質問への答えは、次のブログで整理することにします!