フランスビジネススクール留学メモ

フランスはグルノーブルのビジネススクール(Grenoble Ecole de Management)に通ってます。専攻はファイナンス(Master of Finance)。経験したことや思ったことなどゆるく書き留めます^^

1セメ回想: Repsと学生間の揉め事

フランスは冬休みが短く、1月4日から授業が始まってます。最初の週はデリバティブ三昧。来週からAsset ManagementとFixed Income Investmentsが加わります。突然だけど、学級代表(Class reps)と学生間でのちょっとした口論話(笑)...
昨年の10月頃の話で、私は代表の内の1人です。Class repsの仕事の一つに、学生の質問や関心をまとめて学校側(Program Director)に伝えたり、必要なら改善を要求したりする役割があります。学校側が「無理」と言うものを覆すことはできませんが... 全授業オンラインということで、プログラム開始(昨年9月)以降、結構なクレームの数:
- 授業料返金!
- グループワーク多すぎ!(全オンラインコミュニケーション難しい!)
- 試験時間もっとくれ!
- オンライン小テストの採点が間違ってるやろ?
- あの教授の授業嫌い!
- ZoomじゃなくてTeamsがいい!
- レポートの締切日を先延ばしにできない?
- (期末試験ウィークに)1日1試験(2-3時間/試験)にできない?(理由: 1日2試験は疲れるから)
などなど。中には「そこは上手くやれ」と瞬時に呆れツッコミしたくなるクレームもあるが、揉めたのは最後の「1日1試験」の要求。これに対して代表の1人D君(フランスの方)が即座に「馬鹿げてるし学校側に笑われる。今からしっかり準備しろ」と一蹴。だが反対意見も多い: 「学生は授業で教わったことを十分に発揮するための試験環境を要求する権利がある」や「あなた達代表の役割はまず要求を学校に伝えることでしょう?」などなど責められる(泣) 私は「どうせ却下される」と踏みつつも、反対意見に納得する部分もあって、要求に肯定的なポジションを見せたが「そんな下らない要求で学校側を煩わせる必要はない」と他の学生から止められる。チャットはごちゃごちゃに(笑)
結局、呆れたD君がProgram Directorに要求を伝えると、程なくして返信があり、1日1試験の要求はすんなり承諾された。さらには彼女(program director)自身も試験スケジュールが過密と思っていたようで、私含めReps唖然。そんなこんなの経験を通して、私は学生からのクレームはとりあえず集めて飲み込んで共有しようと決意(笑) それから他のRepsと協力して、アンケートで不満を回収したり、学校側とのミーティングでそれを共有したりして、上記の要求のいくつかは解決されました^^ 勿論、授業料返金は無理でした(笑)